マップ検索順位が1位である必要なし
なんでも1位がいいに決まってるんですよ。
Googleの検索順位でも国産スパコンの性能でも。
しかし、マップ検索の順位については2位でもいいんですよ。
むしろ10位以内に入れたら御の字なんです。
(もちろん1位がいいにこしたことはないんですが)
その理由を解説します。
SEOとMEOでは目的が違う
SEO対策は、WEBサイトに来てもらうことが目的になるので、
できるだけCTRの高い位置に順位を持ってくることが課題になります。
当然、狙うは1位です。
参考として、
検索結果1ページ目には検索順位10位までのリンクが表示され、
1位のCTR(クリック率)は13.94%、2位は7.52%、3位は4.68%、
10位になると1.32%まで下がります。
月間で100万回検索されるキーワードがあったら、
1位と2位では約6.5万PVの差が生じる計算です。
※CTRデータ引用 2021 CTR Research Study
一方、MEO対策の目的はお店に来てもらうことです。
サイトや店舗情報の閲覧数やクリック数を上げることではありません。
ユーザーに視認させて(マップに表示させて)、
CTA(コール・トゥ・アクション。電話なり予約なり、ユーザーが行動をとること)
してもらうことが課題になります。
ユーザーはお店を比較検討をする
付近のレストランを探す時、複数のお店を比較検討し、
最終的に自分の条件に合うお店に決定した、という経験があるかと思います。
検索順位が1位だからそこに決めた、というケースは少ないのではないでしょうか。
マップ検索では、そういった検索のされ方が一般的で、
検索結果に表示されている1位~3位ぐらいまでを比較検討してお店を決めるユーザーが約70%です。
(あくまでマップ検索内での話で、ローカルパックについては勘案されていません)
ちなみに、10位までに表示されている店舗のCTR(クリック率)は65%程度ですが、
11位以降のCTRは50%を一気に下回ってくるので、
最初は掲載順位10位以内を目標にしたいところですね。
目標設定のまとめ
・まずは、マップ検索順位10位以内を目指す。
・余裕があれば「ローカルパック」への掲載に必要な順位である3位以内を目指す。
(ローカルパックについては別記事で解説しています)
・検索順位1位は気持ちいいが、享受できる恩恵は3位とさほど変わらないので、
なれたらラッキー! ぐらいの心づもりで臨む。
イーストでは、
経験豊富なスタッフがみなさまの課題解決に向けて全力でサポートさせていただいております。
ご不明点があれば、下記のお問い合わせ窓口よりお気軽にご連絡ください。
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